気づけば5月も10日を過ぎ、新上五島町では11日(月)から公立学校が再開しました。今日は早起きして、看板息子を小学校に送り出し、7時過ぎには二人そろって仕事をスタート。朝の涼しいうちから作業をすると、なんだか捗ります。
今日は久々にカラッと晴れたので、セイロやもろぶたなどの大きな道具を全部きれいに洗って、天日でしっかり乾燥。工房も大掃除して、また明日からたくさん商品を作るぞーと気合いを入れたのでした。
午後からは、そら豆の皮むきをひたすら…
そう、今年もいよいよこいつの季節がやってきたのです!
花野果の名物「ふくれまんじゅう そら豆」。じっくり時間をかけて美味しい餡に練り上げますので、ファンの皆様、もうしばらくお待ちくださいね。
ようやくここから本題!
2020年の始まりとともに発表しました「花野果の工房移転プロジェクト」ですが、コロナの影響を受けながらも少しずつ手続きを進め、工房の移転場所が決まり、ついに先日、土壌工事がスタートしたのでした\(^o^)/
場所は、丸尾教会のすぐ下にある、段々畑の一角です。
持ち主さんが代々受け継いできた農地で、草もほとんど生えていない立派な段々畑でした。「もう年だし、子どもたちも誰も帰ってこんけん」と言って、譲ってくださったのでした。
美しい丸尾教会に見守られ、馬込浜の海を望むこともできます。隣には黄色い花畑が広がっていて、初めて2人でこの土地を訪れたときから、ここに工房を建てたい!と思い、今年を迎えるずっと前からいろんな手続きや交渉を経て、ようやく夢のスタートラインに立つことができました。
コロナの影響もあり、まだ建設工事がいつスタートするのかわからない状況ですが、新しい年を迎えるまでには、皆様に完成の報告ができると思います!
また進展がありましたらご報告させていただきます。
無事に工房を建てるためにも、これからあと50年かんころ餅を作り続けていくためにも、コロナに負けず、夏の暑さにも負けずに、走り続けていきたいと思います。
工房の予定地の隣に群生している黄色い花。
「ガザニア」という花だそうです。4月〜10月ごろまで花を咲かせます。
花言葉は「きらびやか」。華やかで輝くばかりに美しいその花姿が由来とのこと。
ん?!
私たち、きらびやかじゃないけど、名前はハナヤカ。
こんな偶然、あるんですね。
ガザニアたちのように、どうか私たちもこの地で輝ける日が訪れますように…
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